閑居の窓から=我が家の震度可視化装置

25年ほど前に購入した中古マンションの部屋の天井からぶら下がっていた吊るし電灯。入居以来この電灯を点けた回数は片手で数えるほどで、いわば無用の長物。

 

ところが、この無用の長物が存在感を発揮する時がある。それは地震発生時。 

地震発生を知らせてくれるのはこの吊るし電灯が揺れる時。地震の強さは、揺れ幅の大きさと、揺れの激しさで示してくれる。 

だから私は、地震発生時には、この吊し電灯の揺れが収まり、長いコードと、傘と、電球が定位置で静止するまで警戒心を解かない。

 

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