閑居の窓から=路線バスの光景(1)事始め

時間が不規則、雨が降っても屋根がないので傘をさして待たなければならない、などの理由で会社員時代は路線バスを使うことはなかったし、住居選びも電車の駅近を選んできた。

しかし、満70歳以上の都民に発行するシルバーパスを使用するようになってからは、よほど急がない限りは、電車で3分、5分の目的地でも、30分、40分の時間をかけて路線バスを使う。

会社員時代は省時間のために躊躇いなくお金を使ったが、年金生活者はお金はないが時間はある。

 そして、路線バスに乗ってみると、電車内と異なって人間の生身の生活が見えてくる。そんななかから幾つかの場面を取り出してみることにした。

 

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